バイナリーオプション攻略のコツと国内業者選び

バイナリーオプションとは

バイナリーオプションとはオプション取引の一つで、バイナリー(binary) =二進法が意味するように、ある条件を「満たすか/満たさないか」が投資対象となります。FXとは少し趣の異なる金融商品ですが、きちんと知りたいという人も多いはず。そこで、バイナリーオプションの初心者向けにその基本を解説してみたいと思います。

 

皆さまはバイナリーオプション(以下バイナリーオプション)という金融商品にどのようなイメ−ジをお持ちでしょうか。バイナリーオプションが日本に上陸したのが2009年、金融商品として一般の方々に認知され始めたのが2011年頃なので、まだまだ歴史の浅い商品といえます。

 

当初バイナリーオプションは「簡単=儲かる」といったうたい文句や広告が目立っていたため、誰でもできるギャンブルのようなイメージを持っている方がいらっしゃるかもしれません。

 

また海外のバイナリーオプション専門業者の出金拒否問題なども多発しており、危険なイメージをお持ちの方もいらっしやるかもしれません。そこで今回はバイナリーオプションの現状や、投資商品としての特徴、戦略についてお話ししたいと思います。

 

バイナリーオプション海外業者
国内業者について2014年頃から海外業者の提供するバイナリーオプション取引において、トラブルが多発したことが大きなニュースとなったことは、記憶にも新しいかと思います。

 

多数ある海外業者の詳細を調べてみると、ほとんどの業者が金融商品取引業の登録をせずに営業をしており、取引の概要を見ても日本の規制を一切無視した商品を提供していました。

 

問題となった出金拒否のようなトラブルを避けるためにも、バイナリーオプション取引を行う業者は金融商品取引業の登録業者を選ぶことをお勧めします。

 

一方、国内のバイナリーオプション業者は口座開設の前に高い金融知識をお客さまに要求しています。口座開設には一定以上の投資経験が必要な他、オプション取引に対して十分な理解があるか0問程度のテストがあり、この試験に合格しないと口
座開設ができないようになっています。

 

テストの実施を行う商品はバイナリーオプションが日本で初めてですが、バイナリーオプションは文字通り「オプション取引です。その仕組みをしっかり理解して取引することが、バイナリーオプション攻略の第一歩となることは間違いありません。

バイナリーオプションの特徴とは

バイナリーオプションの口座開設条件は少し厳しいですが、取引する価値は十分にあります。ここでは分かりやすく、FXとの相違点を以下にまとめてみました。

 

@少額資金で始められる
数ある金融商品の中でも、バイナリーオプションはとりわけ少額から取引が可能です。取引会社ごとに条件は異なりますが、トレイダーズ証券の「みんなのオプション」では1ロット取引するのに必要な最低取引金額は50円から取引可能です。一方で、FXは「みんなのFX」における最低取引単位の0.1ロットの取引を行うために約4800円の資金が必要です。(1ドル=120円で計算)

 

A動かない相場でもリターンが狙える
FXでは、値動きの幅が損益の大きさに直結します。ところが、バイナリーオプションはわずかな値動きであっても、条件がクリアされていれば、Iロットあたりのペイアウト額は一定のため、値動きの幅によって払戻しが少なくなることはありません。

 

B損失が限定されている
バイナリーオプションは予測が外れた場合、購入金額の全額が損失となります。ただし、FXのように相場が予測に反して大きく動いても購入した金額以上の損失を被ってしまうということはありません。

バイナリーオプション攻略は「動くか、動かないかを」を取引する

さて、バイナリーオプションの特徴をつかんだ後は実践になる訳ですが、何を考えて取引したら良いでしょうか。

 

バイナリーオプション関連の書籍で取引例や攻略法を見てみると「相場予測」や「トレント把握」を重要とした戦略が多く、そのためのテクニカル分析やチャートの見方などが記されていました。

 

それらを否定する訳ではありませんが、私の場合、方向感もトレンドもあまり気にしていません。

 

バイナリーオプションで考えているのは、判定時間までに「動くか、動かないか」だけです。仮に「上がるか、下がるか」相場に自信があるときは、FXで取引した方が利益は大きくなるので、あえてバイナリーオプションを選択する必要はありません。

 

逆に「動かないレンジ相場」や「乱高下する相場」では、FXよりバイナリーオプションに優位性があります。バイナリーオプションは上に行くか下に行くかというより、動くか動かないかを予測する取引なのです。具体的に言いますと、
・動かないと思えば、プレミアムが高くてもインーザーマネの価格で判定されれば利益になるオプション)を取引する
・動くと思えばプレミアムの安いアウトーオブーザーマネの価格で判定されても利益にならないオプション)を取引する。

 

このように取引はとてもシンプルで、その攻略には、動くか、動かないか、つまりボラティリティだけを考えれば良いのです。バイナリーオプションでは、何はなくともボラティリティ。ボラティリティこそが、バイナリーオプション攻略の鍵なのです。

バイナリーオプション攻略にはボラティリティーを理解すること

ボラティリティとは、簡単にいってしまうと「変動率」です。値動きがあるかないかを示す指標のことをいいます。これを理解することがバイナリーオプションの攻略には重要になります。

 

ボラティリティには大きく分けて2種類があり、過去のデータに基づいて算出される「ヒストリカルーボラティリティ」と、将来の変動率予想から算出される「インプライドーボラティリティ」があります。バイナリーオプションのプレミアム計算では、基本的にヒストリカルーボラティリティを採用して、価格が形成されています。

 

決まった時間に発表される経済指標を除くと、プレミアム価格は過去の値動きを基に生成されており、将来のインプライドーボラティリティは考慮されていません。

 

つまり、未来のボラティリティを予測することができれば、取引を有利に進められるのです。もちろん、未来のボラティリティを正確に予測することは困難です。しかし、「見当を付ける」ことはできます。

 

未来に対する千里眼こそがバイナリーオプションの成績を左右する訳ですが、次回は実践編として、ディーラーはどのようにして未来のボラティリティに見当を付けているのかをお話しいたします。